この時は、時間がなかった。
女満別空港に、飛行機で入り、オホーツク沿いに宗谷岬まで北上
稚内から電車で札幌に戻るというルート。

風の強い海沿いを走るため、自転車を快速仕様に。



自転車のスポークは、普通32〜36本。
これだけの細かい針金がグルグル回っていると、
泡立て器みたいな物で、空気抵抗が大きい=疲れる
と、言うわけで、快速仕様にはホイールカバーを装着。

厚手のシートを、ホイールに張って、スポークが風を巻き込むのを防ぐ!
横風には、チット弱いが、向かい風には非常に有効!



タイヤは、舗装路専用、ツルツルのスリックタイヤ。 しかも赤!(派手過ぎ?)

宿に泊まるので、最小限の着替えを、後ろにつけた小さなキャリアに詰め込んで、
カメラと貴重品をハンドルにつけたフロントバックに入れて準備万端!

  

周辺にレンタカー屋しかない女満別空港で自転車を組み立て、
東のオホーツク海へ向けて出発!

妙に高いテンションと(なぜ?)、強い追い風、走りやすい道、
気がつけば海岸沿いの網走の町まで一気に走り抜けていました。
その時、自転車につけていたメーターが表示したのが

平均速度30.2km/h


いまだに破れない、平均速度の最高値です。(普通に走っていると20km/h位)

その後、オホーツク海岸沿いを強風と闘いながら北上。

女満別をを出て数日後、峠を越えると、、

宗谷岬の手前、日本最北の郵便局「大岬郵便局」

風に苦しめられながらも、ようやく到着!


日本の北の端「宗谷岬」
晴れていれば、サハリンが見えるらしいが、曇ってて何も見えない・・

   


展望台に上がって、晴れるのを待ってみたが、全然ダメ。


今や世界中のドコの有名観光地にでもあるのではないか?と、思わせるのがコレ。
遠ーーい地点の地名が書かれた道標。

ちなみに、ココでは。
サハリン:43km(ほうほう)
東京:1106km(ふーん)
ソビエト ネベリスク:127km(どこだそれ??)友好都市らしい。ソビエトって・・・
フランス クルノーブル:10639km(これまた、ドコ)ここも、友好都市みたい・・・

と、いった感じで、なんだかなぁ。。。

この日は最北の宿に泊まる。
夜に、土産物屋の時計の前で記念撮影

翌朝、宗谷岬から稚内まで激走し、
稚内→旭川→札幌と乗り継いで、深夜の札幌に到着したのでした。。