納沙布から戻った日の夜、
レストランで根室名物エスカロップを食べる。

うーん。これは、、、おいしいけど、なんでしょう?
バターライスの上にトンカツ。その上にデミグラスソース。
付け合せに、ポテトサラダ。コンソメスープ。

なんでコレが根室名物なんだ? (トド肉だったりして・・・)
そもそも、エスカロップって意味は?英語じゃなさそう。。。アイヌ語?
レストランのマスターは「エスカね。」と、略してた。



翌朝、宿から10kmも行かない所に、屈指の設備&環境と評される道の駅
「スワン44」があるので、そこまで朝食抜きで走り、
野鳥の宝庫「風連湖」を眺めながら、ガラス張りの道の駅で朝食を。
そんな事を考えながら、頑張って走る!

道の駅が、湖を見下ろす立地の関係上、登りが続く・・・
40分ほどかけて、

「スワン44」に到着!






ん?



・・・・。休館日。。。。

とりあえず、持っている食料を出してみる。
カロリーメイト、ハイチュウ、ヴァーム、アクエリアスと、今買ったコーヒー(HOT)

しかも、、、アクエリアス凍っているし。。。。

ほんとなら、ここのガラス張りの中から鳥を眺めつつ朝食のはずが。。。休館日とは・・

風連湖も完全氷結で雪原みたい。

寂しいので、湖をバックに写真を撮る。

雪のベンチで朝食を食べてると、、、
おおっ!タカ?ワシ?こっち見てるよ。デカイ。。



気を取り直して、ガンガン走る!
どこまでも続く雪原の中を走る!
前日と違い、風がほとんどなく、路肩にも雪や氷がある!

スパイクタイヤが、パリパリ氷を割りながらグイグイ進む。

キモチイイ! この感触は未体験!土道を走るのとは全く違う感覚!



この日の宿は、別海という酪農の町。
あたり一面牧草地らしく、この季節は見渡す限りの雪原です。

夜に、宿の窓を開けて実験。
タオルをグルグル振り回す事、10回。

棒になりました(笑)

恐るべし、−15度。



最終日、中標津空港まで25kmを走って15:20の飛行機で東京に帰る予定。
昨日までの経験から、25kmなら2時間で走れるので、朝9時に出れば十分間に合う

天気は雪。気温は夜が明けたのに−15度。

路面には、風や車に吹かれた雪が、模様を作ってます。
車が走った位では溶けない気温です。地温もまったく上がってないのでしょう。。



キレイだけど、すっごく寒い。。。足先がジンジンする・・

途中で、息苦しいな、と思ったら、マスクが凍ってました。。
たたくと、ポコポコ音がする(笑)



お、珍しい看板発見!

確かに牛が多い。この辺は、日本一の酪農地帯。


動物と言えば、今回、3日間やたらと犬に吠えられます
しかも、熊みたいな犬。首輪されてないし。。。何回競争したか。。。


昼前に中標津に到着。この頃には、雪はかなり本格的。

でも、粒が小さい雪で、べたつかないので、走っている分には大して影響なし

雪というより、粉氷といった感じ。


休憩中にサドルに積もった雪。1つずつの結晶が小さい。

13時に、中標津空港着。

総走行距離140km。一回も転びませんでした。

早速、自転車をバラして預けよう。と、思ったが、ネジ類が凍っていて分解できない。


しばらく、内ドアと外ドアの間に置かせてもらって 溶かしてから解体。

解凍中。。。


ジャケットの袖から氷がバラバラ出てきた。
なんか服が重いなぁ・・硬いなぁ・・と思っていたけど、
汗が内側で凍っていたのか!
ロウ・アルパイン社製のトリプルコート・セラミックス (ゴアテックス様素材)も、7年着たら寿命かな?

2時には分解終了。自転車を預ける。
滑走路では除雪作業が続くが、飛行機が来ない。。。

結局、欠航となり、18時に代替機で札幌経由羽田に。

お詫びとして、お弁当代1000円頂きました。

羽田に着いたのは、予定から4時間半遅れでした。
やれやれ。。。

でも、楽しかった〜!
雪仕様の自転車でアスファルトを走る辛さも知ったけど、
雪面を走る楽しさは、別格!これは、はまりそうだ!
自転車用スパイクタイヤも、まだまだ減ってないし、次はどこに行くかな〜