青函トンネルへ突入!

走り出して、約1時間。いくつかのトンネルを抜けた所で
車内アナウンス「次のトンネルが青函トンネルです」親切だー

トンネルに入って10分。電車が止まる。
1つだけ開けられたドアから、トンネル組が降りる。
ホームが狭い! 通常降りる事を考えてないな。(当然です)

地下駅の見学をさせてくれるのかと思ったのに、どんどん歩き出す案内人。
えー、ゆっくり見せてよー

壁に、イロイロな(一般人の)写真が貼ってあったり、(どうやったら貼ってもらえるんだ?)
ドラえもんがいたり(ここでドラえもんの春休みイベントがあるらしい)
でも、何の説明も無くどんどん進む。
アリの巣の中のように、丸い断面のトンネルを登ったり下ったり、
結構、分岐も多いので置いていかれると迷子になりそう。
ゆっくり見たいが、ついて行くしかない。。。

と、突然、トンネルの壁面に高度表示のパネルが!
さすがに、ここでは立ち止まって写真を撮りました!

できれば、自分も写りたかったが、荷物になるので三脚置いてきちゃったし、
皆さん先に行ってしまったので、仕方なく看板だけ。。
でも、−145m!確実に自分の中の最深端だー!

ちなみに、このとき腕についていた高度計は、-128mを表示。

降りた電車が走行中なので、
トンネル内の気圧が下がっている=高度表示が高めになる
が、原因らしい。

上段に表示されている上昇速度も「分速69m」!
打ち上げられた訳じゃないんだから。。。

お、トンネルを掘っている時の再現人形発見!
うーむ。この中(吉岡海底駅)は、見学コースになっているようだ。

ちょっと広い所に出た。
ここで、ヘルメットを支給される。いよいよ登るらしい。
皆さん、準備運動を始める。

斜坑内に空気を送り込む作業が延びていて、少々待ち。
その隙に写真を撮ってもらう。

お!この服、肩部分が黒いんだけど、暗い所で写真撮ると、なで肩に見える・・・

と、ここで、自転車に乗った職員を発見!!!!

負けたー!この地下で自転車に当たり前のように乗っている人がいたとは!!!
最深端チャリダーの称号を、あっさり奪われた気分。。。。
(いつから「けーすけ=最深端チャリダー」だったんだ?)
声かけて、ちょこっとだけでも乗せてもらおうと思ったら、行ってしまったー!
次こそは、次に来る時こそは、自転車に乗ってやるぅー!!

ヘルメットを被り、いざ斜坑へ!
途中、2箇所のハッチを通る。
ここは、通常の駅見学では入れない部分。
非常時の防水用と思われる重たい金属扉を職員が開けると
非常アラームが鳴り、回転灯が光る。

斜坑に向かって枝線を歩く。
整備用などのトロッコ?ケーブルカー用線路が斜坑内を通っている。
前方に斜坑を発見!

斜坑に到達。

左が、吉岡海底駅。(今、来た方向)
そして、斜坑は、駅からさらに下にも続いていたのだった。。。。
最深端地点は、この下だ。。。
(聞くところによると、さらに下に900段以上の階段があるらしい)

いざ、上り始める。
地上まで1184段との事。土合の3倍近い。気合を入れなくては!

奥行きが50cmぐらいあり、歩幅にはちょうど合う登りやすい階段。

階段の途中で、ケーブルカー発見!
ちょっと乗ってみたいな。。。

壁には、太い(直径30cm以上)パイプが4,5本通っている。
地下に染み出してくる海水を汲み上げた、海水が通っているパイプと、
地下で、頑張っているポンプを冷却するための真水を下に下ろす為のパイプらしい。
それにしても「避難口」って言われても、この階段を駆け上がれるのだろうか?

10分ぐらい登ったところで下を振り返ってみる。
おおーー。深いぞ。しかも、結構、急だ。

階段の上の方に、赤い点滅が。あそこで半分ぐらいかな?

と、思ったら、赤い点滅は、ゴールでした。。。。
登り始めて20分ぐらい。1時間かかるって聞いていたのに。
(土合のことを考えてもそれぐらいは、かかると思ってた)

今回は、全然元気。汗もそれほど かいてない。

これが斜坑の出口から見た斜坑。

なんだか、ずいぶんとあっさりたどり着いちゃったなぁ・・・

   

地上の様子は?