天の川2

天ノ川から戻る途中に。。。

さて、道を函館方向にさらに数km走ると集落に出た。
「湯ノ岱(ゆのたい)」読めないって。。。。ココにはちゃんとした駅があります。

踏切看板が汽車なのが懐かしい。木の電柱も。

「温泉センター」と書かれている建物を発見したので行ってみる。

いやー。ここは良かった!平均年齢もすっごく高かった!
なんと、ひとつの場所に2つの源泉。
茶色くて鉄!って感じの濁った湯と、白(透明)系の湯。
こんなのは初めてだ!(どちらもぬるいので、3つ目は沸かしてある熱いやつ)
ほぼ同じ場所から掘っただろうに、こんな違うお湯が湧く事もあるのねー

風呂上りに、番台にいたオバチャンと話をする。
と、「天ノ川駅見た?」と言われた。「見たー!あれは、夏しか停まらないの?」
ここで、驚愕の事実判明!

この沿線(JR江差線)に「天の川」(正式には天野川らしい)が
流れている事を知った鉄チャン(鉄道ファン)が、
あの場所に「天ノ川」と書いた駅名標識風の看板を立てたのが始まりで、
江差線に乗りに来た鉄チャンの間では、「幻の天ノ川駅」として有名になったらしい。

で、JR北海道と地元が、昨年、町おこしとしてリニューアルし、
ホーム(っぽい物)と、看板、踏切(っぽい物)を立てたとの事。

なので、駅ではなく、駅風モニュメント!なので、
電車は止まらず、雪かきもされない。。。
なんかチョット良い話。「JRが怒って、看板を抜いちゃいました」じゃないところが良い。

そして、新ホーム(?)を記念して、記念切符が発売されたとの事。
在庫の記念切符を出してきてくれました。テレホンカードサイズ。おもわず購入!


表に七福神と駅名。裏には、七夕の日に発行された記念切符。
「天の川駅」の硬券(昔風の分厚くて固い切符)まで作ってしまったらしい。
JR北海道。なかなかやるね。鉄チャンを大切にしてます。

温泉を出て、さらに函館方面へ。
と、向こうから何か走ってくる。

ん!!危ない。ブレーキを踏む。あれ?どこ行った?野犬?踏んじゃった?
バックミラーにも、サイドミラーにも写ってない。。。。下?
助手席側の窓から下を見ると。。。。

キタキツネ!しかも、お座りしてるし。。。

これは、、、餌をもらい慣れてるな。よろしくないですねー
触れそだけど、エキノコックスが怖いので写真だけ撮って発車。

函館湾に面した町、木古内(きこない)に出る手前で踏切が鳴った!
急いでカメラを出したがチョット間に合わず。。
最近のJR北海道にありがちな、白地に緑ラインの1両編成ディーゼルでした。

この電車で、天の川経由上ノ国が実現するんですね