源平合戦の末、負けた平氏は全国の山奥に隠れ住んでいたそうで、、、
全国の山奥には「平家落人の集落」というのがアチコチにあります。
そんな中、栃木の北部山中、福島との県境に近い「湯西川(ユニシガワ)」は、
温泉もあるので、平家+温泉で観光化を進めている村です。
そして、冬季は雪が多い事をいかし、 カマクラ祭り を開催しています。
東京から高速で宇都宮へ。そこから有料道路と国道を走り、
大温泉地 鬼怒川 を超え、、、
さらに奥にある 川治温泉 を抜けて、、、
川治温泉から1時間ぐらい、ガケ沿いに付けられた山道を走ります。
湯西川の町内に入りました。
周りには50cmぐらい積もっていますが、路面に雪はなし。
春のように暖かく晴れた日だったので、雪がどんどん解けています。
町の真ん中にある広場でカマクラ祭りが開催されていました。
いくつものカマクラと、ソリ用滑り台があり、子供達が遊んでいます。
これがカマクラ。
こんなにちゃんとしたのは初めて見ました!
思っていたよりも、全然大きい!
今日は天気が良いので、雪が解けて、足元がグチャグチャです。
甘酒の無料配布サービス。ウレシイ!
観光バスで次から次へと人が押し寄せます。
皆さん、日帰りらしい。
露店には大勢の人! 鹿串とか売ってました。(700円もしたので食べなかったけど)
カマクラの中には、8角形に切られた畳がひいてあります。
中の広さは二畳弱。
なんと!中には鉄板が!!
中でBBQが出来るのです!
臭いがこもりそうですが、、、
ガスボンベはカマクラの外に置いてありました。
鉄板のないカマクラでは、出前が取れます!
来るまでに走ってきた山道の辺りに、ダムを作るそうです。
国道交通省が、ダムPRの小屋を建てて展示をしていました。
きれいに作ってあるのですが、大型バスで次々に人が運ばれてきて、
平家が隠れ住んでいた村という雰囲気ではないです。。。
カマクラもゆっくり見れないし。。。チョット残念
町の散策に出かけます。
中央に流れている川を中心に、その両側に町が出来ています。
茅葺のいい感じの民家が川沿いに立ち並んでいます。
ちなみに、このうちの一軒は宿屋さんで泊まる事が出来ます。
写真の真ん中の家は、お豆腐屋さんでした。
川沿いに宿が立ち並び、露天風呂が作られています。
写真の左手前にある小屋は、無料の公共浴場(24h・混浴)。
窓を開けて入ると、川沿いで気持ちよいのでしょうが、
橋から丸見えになってしまいます。。
この自動販売機は生きているのでしょうか!?!?
スプライト!アクエリアス!Hi-C! 懐かしい〜!!
深雪対応の二段式消火栓。
今年は、雪の降り始めが早かった分、溶けるのも早いようです。
源泉発見!
ホースでいくつかに分岐されて運ばれていきます。
河原に積もった雪に、小さなカマクラが作られています。
親子連れが、河原にミニカマクラを作っています。
夜にライトアップするそうです。夜が楽しみだ!
町の外れに「平家の村」という資料館?のような施設があります。
500円の入場料で中へ。
ここにも、もちろんカマクラがあります。
ここにはほとんど人がいません。
雪の中に古民家が建ち、良い感じ。
逃げてきた平氏が、800年間隠れていた集落を再現してあります。
本来は、姓は「平(たいら)」ですが、それだと源氏に見つかってしまうので、
この集落の人は、「伴(ばん)」に改名したそうです。
なので、ここで旅館をやっている女将は伴さんが多いです。