山形県 銀山温泉
仙台から国道48号線を、まっすぐ西へドライブ。
特に行く当てもなく、仙台市内のガソリンスタンドで、
「関山峠を越えると山形県」と聞いたので、「山形でも行ってみっぺ」と言う感じ。
路肩に雪の残る峠を越えて、山形県に入り、山を下ると最上川に出た。
そのまま、川沿いに北へ走っていると、道路標識に「銀山」の地名。
以前にも、何も考えずに立ち寄った「金砂」や、「小金沢」という土地で、
金山跡に遭遇し、川で砂金を取った経験から、「砂銀ってあんのかなぁ?」と。
道路標識に従って、再び山の中へ向かう。
道幅が広く走りやすい道をぐんぐん登っていくと、最後で急に道が細くなって
目の前に飛び込んできた景色がコレ!
なんだなんだ?
映画のセット?昭和初期?大正?
とりあえず、車乗り入れ禁止なので、バックで戻り、車を置いて歩いて出直し。
幅5mぐらいの川を挟んで両側に木造の建物がずらっと並ぶ。
木造3階建。白壁。ここは、いったい。。。。
建っている建物は、ほとんどが旅館。
温泉街らしい。
しかし、雪の多いこの季節(2月末)、観光客は非常に少ない。
歩道の端では、春からのシーズンに向けて歩道の改修工事をしている。
(足だけ入れる、”路肩足湯”を作っているとの事)
一番大きい建物は、木造3階+2階の5階建!これも旅館。
訊いて回ってみると、大体1泊1〜2万円。中には、創業250年という宿も!
この川の先に、銀鉱跡があるらしい(やっぱりあったか!)
銀鉱山で栄えた頃は、たくさんの労働者などで、非常に栄えていた様子が伺える。
川沿いに街の奥まで歩いていくと(と言っても5分ぐらい)、滝があった。
この先は、除雪がされておらず、通れない。
銀鉱跡はこの先。残念。
来た時と川の反対側の歩道を歩いて戻る。
屋根を伸ばして、歩道の雪を防ぐ「雁木(がんぎ)」がある建物を発見。
なんと、この建物、公衆”温泉”浴場だった!