チベットへの航空券
仕事をしている以上、船や電車で外国に行けないです。。時間がぁ。。
なので、飛行機で一気にぴゅーっ!
でも、成田からチベット(ラサ)に行く飛行機はありません。。。
とりあえず、中国の四川省(しせんしょう)の省都である
成都(せいと。英語だとChengdu チェンドゥ)までのチケットを購入。
往復で約9万也。
以前は成都への直行が無かったのだが、今では
CAと呼ばれる中国国際航空(AirChina)が成田−成都を飛んでいる!
成都は四川省なので、四川料理の本場!
四川料理といえば、日本人好みのピリカラ中華。坦々麺、マーボードーフ!
さらに四川といえば、野生パンダの生息地!
おまけに、三国志でも重要な街らしいぞ成都!(残念ながら三国志は苦手)
そんな魅力的な、成都。でも、今回はあくまでも中継地。
前回、中国を旅したのは96年の9月。
行き先は、モンゴルとの国境に近い、内蒙古自治区でした。
当時、入国するためのビザが取れず、出発の数ヶ月前から右往左往。
麻布の中国領事館に何度通ったことか。。。
とにかく、中国のビザは取り難かった。。。
(中国政府は、プラプラ旅行人に国内を歩き回られたくないらしい。
パッケージツアーなら簡単にビザは取れるらしい)
ところが、今回は、幸運なことにビザ不要!
02年の冬に中国で猛威を振るった新型肺炎SARS。その影響で観光客が激減。
観光客を呼び戻すため(?)、2003年9月から短期中国旅行はビザが不要!
わーいわーい!
と、喜んでいたら、出発の3週間前になって、新事実発覚!
基本的にビザはいらないが、
「自動車・自転車などの車両で旅行をする者」
「チベットを旅行する者」
は、ビザが必要なんだって!!なんだよー!
時間が無いので、航空券を買った旅行会社にお願いしました。
30日間の”Lビザ(観光用)” 6000円也。金さえ払えば、簡単。
パスポートを旅行会社に預けて待つこと1週間。
ビザを添付されたものが宅配便で戻ってきた。
うーん。宅配でこういうものも送れるのか。。。ちょっと怖いな。
ビザは、パスポートの出入国スタンプ欄に、1ページべったりと貼られてました。
成都からラサへは?
ま、チベットというところは、過去にいろいろあったので
外国人が自由に出入りできるところではありません。(中国本土もだけど)
とりあえず、成都までの足は確保しましたが、
成都からラサへの足は日本では手配できません。
チベットに入るためには”TTBパーミット”という物が必要です。
TTB(Tibet Tourism Bureau=チベット旅行局?)が発行する許可証(パーミット)。
このTTB発行の許可証がないと、中国本土からラサへのチケットが買えない!
手順としては、中国までとりあえず行って、その街の旅行代理店を通じて
TTBパーミットと航空券を買う。というのが正しい手順。
でも、そんなことしてたら、ますますチベットの滞在時間が短くなってしまう!
そこで、便利なインターネットの時代。
成都の旅行代理店にメールとFAXで連絡して、
あらかじめTTBに申請を出しておいてもらい、
成都到着後、すぐにラサへ行けるようにしました。
でも、実際、現地へ行ってみるまで、すごく不安。
ま、お金は一切払ってないので、(成都でパーミット&航空券と引き換え)
損害は無いのだが、、、
さてさて、どうなることやら。
いたー!成田からの飛行機がついて空港から出た所、
名前の書かれた紙を持って待っている兄ちゃんが!
こういうスタイルの出迎えは初めてだったので(成田でやる事はあっても)
うれしいねぇ。これで翌日には無事にチベットに入れます!