旧グリニッジ天文台

天文台の建物は、今は博物館(資料館)になっている。
入口を入って、いきなり現れるのがコレ。

読み取れないスピードで赤い液晶表示が更新されている。

これは、原子時計と呼ばれる、「セシウム時計」
現代の一番正確な時計技術。10万年に1秒の誤差と言われるアレです。
日本にも、茨城県の東海村(だったかな?)にあるらしいです。

このデジタル時計、GMTをmS(ミリ秒=1000分の1秒)単位で表示している
なので、0.1秒以下の表示は速すぎて見えません・・・
もうさすがに、外の日時計で測っているわけではないのですね。

中には、さまざまな時計や、望遠鏡が展示されていました。
撮影禁止なので、写真はありませんが。。

さまざまな説明文の中に、面白い物を発見。
なんと、天文台の屋根の上にある「赤い球」。
これも仕掛け時計になっていて、
一日一回、昼に搭の一番上の十字の部分まで上がって
また降りてくるとの事。

急いで、外に出てみる。
時間は1時過ぎ。あー、もう下に降りている。。。残念。。。

天文台の外塀に大きな時計を発見。
え?7時半?GMT時計が狂ってる??


これは、24時間時計なんです。1日で一周。昼の12時は、一番下。
なので、狂ってません!(分針は1時間に一周)

この時計の前で記念撮影をする観光客が沢山いる。
ここは、入場料のかからない場所だからね。

彼らのまねをして写真を撮ってもらいました。

足上げちゃって、カッコつけてるわけではありません。。
みんな、こうやって撮ってます。

この足を乗せている部分は、「1フィート原器」なんです。

1フィート、イギリスなどで古くから使われている長さの単位。
この壁に打ちつけられている金色の棒、その間が1フィート。
語源は、そのまま「feet=足」なので、みんなここに足を乗せて写真を撮る。

1feet以外にも、yard(ヤード)、2feetなどがありました。